私がなぜ、障がい者福祉を始めようと思ったか・・・
それは、障がいを持つ方が、「本当に幸せに働くことができているのか」という疑問を持っていたからです。

私は、働くこと、仕事をすることが大好きです。人の役に立つ仕事をすることが楽しいと感じています。

過去にこのような体験をしました。
半身に麻痺を持つ方が職場の違う部署におられました。私は、その方と一緒に出掛けたり、食事をしたり、悩みを相談したりできる友達になりました。
私は当時、パソコンのスキルがなく、困っていたら、その方は、パソコンが得意で私に、自分の持っている古いパソコンを譲ってくれて色々と教えてくれました。そのお陰で今では、パソコンのスキルも上がり、自分でパソコンに興味を持ち色々な技にチャレンジできるレベルにあります。

その当時、私がいた部署はパソコンを使う部署で、その方は、パソコンを使う部署ではありませんでした。その方のパソコンのスキルがあれば、システムを管理する部署でも十分に通用したと思います。
しかし、なぜ、その方は、パソコンを扱う部署ではなかったのでしょうか？
「障がいを持っているから、この仕事しかできないでしょう」と決めつけた人事をしていたのではないのか・・・と疑問を抱きます。
障がい者だから・・・という決めつけのようなものが世の中に氾濫しているのではないでしょうか？
私は苦手なことがあります。それと同じではないでしょうか？
苦手なことはお互いに助け合う。それだけのことなのです。

私は、働くこと、仕事をすることが大好きですと書きましたが、同じ作業を永遠に続ける作業は苦手です。もしそのような仕事をしていれば仕事は楽しくなかったと思います。だから人は仕事を選ぶし、人生を自分で創造します。障がいがある方は、仕事を選ぶことができないのでしょうか？
それは違うと私は思います。
誰もが自由に職業を選択できることが可能だと思い、Ｌｉｂｅｒｔａを立ち上げました。
「自分らしく生きる」をサポートする、それがＬｉｂｅｒｔａなのです。